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ドメーヌ セリニイ フランシーヌ&マリ・ロール[2005年3月]
DOMAINE SERRIGNY FRANCINE&MARIE-LAURE
今回は3回目の訪問ということで、さらに楽しいものとなりました。 相変わらず、働き者の姉妹でした。 「お休みの日は何をするんですか?」と聞くと、姉のマリさんは「旅行よ」ということで、2週間くらい前に中国から帰ってきたばかりでした。 妹のフランシーヌさんは「私には休みなんて必要ないわ。畑をやるので精一杯よ」とのお答えです。 冬でも剪定や畑を起こしたり作業は絶えることなく続くので、7時半には毎朝、畑に出勤しているそうです。 畑の作業に異常に興味を示す私に、それじゃ明日、7時半に畑で合流して仕事を教えてくれるという親切にもかかわらず、寝坊してしまい「うー」とベッドの中で後悔しました。
2005年7月には実現したいです。
ワインセラーの中の洗面所は調子が悪いということで、フランセーヌさんに車で30秒くらい走ったところにある自宅に案内していただきました。 そこで初めて、彼女のボーイフレンドを紹介してもらいました。 某有名ネゴシアンで働いているそうです。きょろきょろとお部屋を見せていただいた後、セラーへの帰り道で、フランスでの結婚事情を聞きました。 「彼とは10年以上一緒に住んでいるけれど、結婚はしない、必要ないもん」とフランセーヌさん、「そうよね、愛情が一番大切よね、形式よりさ」と私。「もちろんよ」とフランセーヌさん。 フランスってやはりそうなのねと納得しました。 殆どのワイン醸造家は男の人が多勢ですし、まだ若い彼女のような人から、そんな話しを聞けるのもうれしいことです。
Aligote 2003(アリゴテ)は、カシスリキュールと混ぜるとキールになり、食前酒に、そしてそのままでは辛口でときりっと気持ちよい白ワインです。 そして地元の人、数人から「本物のキールはこのアリゴテでなくてはいけない、この辛口のアリゴテがね、知ってるか ?」と同じことを言われました。 レストランなどでじーっと観察してみると、昼間から多数の人がこのアリゴテのきゅっと冷やしたのをまずはグラスに一杯飲んでいる人を見かけます。 キールは何度か試しましたが、日本で飲むよりかなりのカシスリキュールを加えて赤紫色のとても甘いお酒になっています。
このドメーヌのアリゴテでアリゴテのおいしさを再発見しました。 今までは軽く見ていた私ですが、このワインはあなどれません。 なによりあきがこなくさわやかでありながら、複雑な香りは生の魚介類にぴったりではないかとピンときました。 これからもっと探求してみたいワインです。
Savigny Les Beaune Les Dominode2002(サヴィニー レ ボーヌ 1級 レ ドミノード)は2001年に比べると天候がよかったせいか凝縮感があります。 本当の飲み頃は2007年くらいではないかと思います。 しかし、いまでも女性的でエレガントといわれるこの畑の特徴は十分に楽しめて、余韻の長いよいワインです。
2005年09月01日 21:31